寝るときの必需品ベスト3 〜気管切開児の息子の場合〜

医療的ケアの工夫


皆さんは寝る時に必ず必要なものはありますか?
こだわりの枕? こだわりの布団?
アイマスク? ・・・などなど。

息子にはあります、寝る時に必要なもの。
それは・・・

モニター』『加湿器』『電気

です。


今回は、

● 寝る時の必需品をランキング形式でご紹介

● 寝る時の必需品の効果

をお伝えします。


特に『加湿』は

気管切開をしているお子さんにとって
重要な項目になります。

是非最後までご覧ください。

 

寝る時の必需品ベスト3:電気


寝る時の必需品ベスト3は電気です。
我が家の寝室には、画像にあるダウンライトと
丸い蛍光灯が付いてます。
蛍光灯は豆電球にしていますが、
ダウンライトは2つとも煌々と輝いています。
何故なら、子どもたちは【怖い】から、
私は【Tチューブが抜けていないかすぐ確認できる】から。

【怖い】は子どもあるあるですよね。
怖いテレビを見た後に電気を消そうもんなら、
「消さないで〜」と大絶叫しています。

寝る環境としては暗くするべきなのですが、
以前薄暗い中で息子が、自分でカニューレバンドの
マジックテープを外し気管カニューレが抜けた・・・
という経緯があるので、やはり心配で。

今のTチューブはカニューレバンドは必要ないので、
マジックテープを外すことはありません。

yukiko
yukiko

Tチューブも含め
息子の病態は後日書きますね

自分で外すことはなくとも、寝返りや布団が絡みついて
抜けた事例がある、と医師から聞きました。
(我が家は年がら年中、布団に比べて軽いバスタオルを掛けています。)

実際、息子はうつ伏せだったり、180度身体が回転したり
タオルが首辺りに巻き付いてたりします。
途中何度も起きて、身体の向きを整え、仰向けにし、
バスタオルの
巻き付きを解除しなければなりません。
Tチューブだけでなく、身体とバスタオルの状況も
一目で分かるように電気をつけたままにしているのです。

“眩しくないですか?”と思うでしょう。
『めっちゃ眩しい』です。
でも・・・
異常の早期発見のためには、
電気はつけたままが一番なのです。

 

寝る時の必需品ベスト2ー加湿器


寝る時の必需品ベスト2は加湿器です。
我が家では、蒸気の出るタイプと出ないタイプ
2台の加湿器を使っています。

加湿器2台使って、室内は
どのくらいの湿度のなるの?

yukiko
yukiko

蒸気が出るタイプの加湿設定【強】
もう一方の加湿設定【70%】
これで室内の湿度は60〜65%ですね〜

室内で快適な湿度は40~60%とされています。
40%以下になると目や肌、のどの乾燥を感じる
だけでなく、インフルエンザウイルスが
活動しやすくなります。
(東京都福祉保健局 健康・快適居住環境の指針より一部抜粋)

気管切開児は健康児以上に
加湿に気を使わなければなりません。
なぜなら、加湿されていない=乾燥は、

風邪をひきやすいだけではなく
気管カニューレの中に溜まった痰が固くなり
空気の通りが悪くなります。
つまり息がしづらくなるのです。

【狭窄音】
空気の通りが悪くなった際
呼吸のたびに聞こえるキューキューという甲高い音。
固い痰でカニューレの内腔が詰まり始めている徴候
なので、吸引カテーテルを通してみて通りづらい
なら、気管カニューレ交換をした方が良い。

健康なお子さんでも、冬は特に乾燥で喉を痛めたり
インフルエンザやその他の感染を招いたりしますよね。

通常鼻には、埃の侵入を防いだり、
加温・加湿したりする役目があります。

がしかし、気管切開をしていると、
主に喉の穴(気管切開口)から空気が出入りしています。
加湿が不十分だと、ダイレクトに乾燥した空気が気管に入ります。
鼻の代わりをする人工鼻はつけていますが、
それだけでは加湿は
不十分です。
そのため、少しの乾燥でも容易に風邪をひきます。
従って、気管切開児には加湿がとても重要になるのです。

寝る時の必需品ベスト1:モニター

寝る時の必需品ベスト1はモニターです。
モニターとは皮膚を通して身体の中の酸素の割合や
脈拍数を測る医療機器です。
指先にセンサー(シール状のなっている)を
巻きつけて使用します。

(夜間こんな感じです↓)


ちなみに、携帯用もあります。↓


モニターが必需品の理由としては、
気管カニューレが抜けて、息子の身体の中の酸素の割合が
低下した時、音が鳴って知らせてくれるからです。
これがないと怖くて一睡も出来ません。

yukiko
yukiko

もしモニターがなかったら・・・。
気管カニューレが抜けていても気づかず、
手遅れだったということにも
なりかねません。

そういうわけで、モニターは寝る時には最も必要です。

 

大きなモニターはレンタル
携帯用のモニターは自費購入です

寝る時の必需品の効果


寝る時の3つの必需品の効果は以下です。

ベスト3:電気

  • 息子と娘の寝顔が一目瞭然
  • 明るくても眠れる

ベスト2:加湿器

  • 1年を通して夜間の痰は柔らかい
  • 1歳以降全くといっていいほど風邪をひかなくなった
  • 暖房要らず(暖房による乾燥もなし)

ベスト1ーモニター

  • 数値が表示されるので呼吸・循環状態が一目瞭然
  • 音で異常を知らせてくれるので多少安心

まとめ

気管切開児の気管カニューレ…。
日中は活動によって抜けないか、
夜間は物理的刺激で抜けないか、
無意識に抜かないか、
四六時中気が抜けません。
少しでも眠れるようにと考えた対策です。
息子の安全のために、娘にも協力してもらいながら
夜を過ごしています。

気管切開に限らず、夜間の経管栄養や体位変換、
人工呼吸器の管理や酸素療法の管理と
医療的ケア児のご家族に休息の時間はありません。

日中社会資源が活用出来ても、
夜間頼める資源がないのが現状ではないでしょうか。
疲弊しないように気力・体力を身につけるしかありません。

医療的ケア児のママ、パパ
毎日のケア、本当にお疲れ様です。
休める時に休んでくださいね!

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

yukiko

フリーランス看護師
看護師ライター/
看護師シッター/
プライベート看護
得意分野は
救急・透析・内視鏡
2児の母
趣味はシアターダンス

yukikoをフォローする
医療的ケアの工夫
シェアする
yukikoをフォローする
看護師ママと医療的ケア児の成長ブログ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました